医療法人一元会 松井山手西川歯科医院 ペリオ・インプラントクリニック インビザライン矯正

2014.06.02歯ブラシ選び

様々な歯ブラシが販売されている。
歯ブラシ選び、歯磨きにおいて大事なことをいくつか。

1・ご自身の状態にあったもの。
  口腔内環境、たとえば歯周病の進行状態、補綴物の種類・・・
2・ヘッドが比較的コンパクトであまり固い物でないほう方がよい。
3・歯ブラシのみで全ての部分の清掃ができるとは思わない方がよい。
  歯ブラシプラス、歯間ブラシその他の補助的なものは必要。
  ただし、フロスはお勧めしません。
  欧米人が使用しているのをTVなどで見た方も多いと思うが、欧米人とは骨格、歯の形態が 少し違う  ので、フロスを使用することにより、かえって歯肉などを傷つけるケースがある。
  また、弁慶の7つ道具みたいにいっぱいの歯磨きグッズを勧める歯科医がいるが、私は反対。
  多くても3種類までで十分。
4・歯垢染色液で実際の磨き残しを認識すべし。
5・私も使用しているが、電動ブラシ、特に超音波ブラシは有用。
  ただし、多量の歯磨き粉を使用するとものすごく泡立って、磨けていないのに口腔内がさっぱりして  磨けた様な気分になるので注意が必要。


   医院においてのブラッシング指導受けられることをお勧めします。  
  あと、歯磨き粉は少量で。特に薬理効果をうたった物も過度の期待はしない方が良い。
  状況によっては別の殺菌、消毒剤を併用した方が良い。

   元々の関心が低く、ブラッシング状態が悪い→→虫歯、歯周病の進行→→治療・治療終了→→元々   の関心が低いのブラッシング状態が再び悪化→→虫歯、歯周病の進行→→ ・・・・・・
   
  残念ながらエンドレスの方がおられます。