2014.05.23OsiriX

OsiriX・・・オシリ１０ではなくオザイリクスと読みます。
CT,MRIから出力されたデータをMacで読見込み、解析するソフトである。
2Dは勿論、3D、4D（時間軸を加えたもの。普通、歯科では使用しないが。）再構成も可能である。
今日も上顎に骨移植を伴うインプラント治療をご希望の患者さんの術前検査で、某病院にCT撮影依頼し、直ぐにCD-Rとフィルムで届けられ、診断、シュミレーションできた。
これで、患者さんの解剖学的構造が把握でき、安全、確実に治療が可能となる。
当医院にはドイツ、シーメンス社製の高性能レントゲン機械を設置しているが(当時、日本で導入しているは医院は数軒らしい)が、断層撮影機能が無いため、外部の病院に依頼している。
歯科用のCTも、２０年位前からあるのだが、初期のものは本当に心霊写真の域を出なくて、とても使い物にならなかった。
最近の物はかなり改良されてきており、インプラント関係の処置が多いので導入を考えたこともあったが、やはり病院が設置しているものとは性能が圧倒的に劣るため（歯科用はなにせ値段も数分の１ですから）ここは患者さんにわざわざ病院まで撮影に行っていただけねばならなく申し訳ないのだが、精度優先で考えると、やはりこの方法がいいと考えている。