医療法人一元会 松井山手西川歯科医院 ペリオ・インプラントクリニック インビザライン矯正

2014.05.07専門医について

医科専門医制度の見直しが行われるらしい。
" 学会 "が乱立され、正直基準が曖昧だし、" 学会 "そのものもいかがわしいも含まれ、その学会から認証された認定医、専門医と称する肩書が、患者を惑わすからということ。
今回、残念ながら歯科の認定医、専門医の見直し話はない。
日本において、そもそも歯科の専門医は、歯科放射線専門医、小児歯科専門医、日本歯周病学会認定歯周病専門医、口腔外科専門医、歯科麻酔科専門医の5つのみである。
そう、気づかれた方もおられると思うが、この専門医の中にインプラント専門医、審美歯科専門医というのはない。
インプラント学会は日本では会員数も多く、大きな学会で、ちゃんとしている歯科医はちゃんとしているが、色々理由はあるが、インプラント治療そのものが保健診療領域ではないため、日本が国として認証していないのである。
また、これらの専門医、認定医取得のために、何年もかけて色々なケースを治療し、症例報告、学会発表しなければならないが、そのプロセスは決してハードルが高いとは思えない。
自分の医院では長くとも半年以内に到達できる症例数だと思う。
毎年、朝日新聞がインプラントの全てみたいな本を出版しているのだが、この内容は専門医の意見偏重で、とても大きな、日本を代表するメディアの一つが記した内容とは思えない。
その本の中に、専門医へのアンケート があるのだが、この内容が大爆笑で、1年間に数本の症例しかない状態で専門医をかたっている歯科医が結構多い。驚きだ。
勿論、まじめに、しっかり治療されている先生も多いけれど。
私の知人の日本を代表する先生と専門医の話をする「そんなものどうでもいいわ」と、この肩書がない方が多い。
私もそうだが。
" 日本の名医 "と雑誌、テレビ番組等で紹介あるが、あれも危険である。
本当の" God hand "もあるが、100%治療成功というのはあり得ないことで、何件もの訴訟抱えている話も伝聞する。でもそれは否定要因にはならない。
とある病気で、その何年待ちの病院を受診しようとしたことがあったが、念のため、医師の友人に相談したが、、、、止めといてよかった。
その番組の後半である歯科医が紹介されていたが、その内容が???であったので、その時、気づけばよかったが。
誰も彼を、そして彼の編み出した独自治療法を知らない。
結局情報リテラシーが低い者が振り回されているだけ。